逆サプライズをもらった結婚式

幼なじみの結婚式に呼ばれたときの事です。
私は式の半年程前からウエルカムボードの作成を頼まれていました。もちろん快諾し、サプライズになるようなものにしたいと、結婚式場の方とも相談をしながらデザインを決めました。友人には、式の数日前に宅配便で届けると、本当に喜んでもらえました。

そして式の当日、立体作品のような形でつくったウエルカムボードコーナーは、通常よりも少々場所を取ってしまいましたが、入り口を飾らせてもらっていました。みんな写真を撮ってくれていて、演出の一部にしてもらい、友人には感謝の気持ちで一杯でした。

披露宴が始まると、数々のお祝いの言葉や感動のシーンがあった中、中盤になって突然に私の名前が呼ばれました。友人は「ウエルカムボード作成のデザイナーさんは幼なじみの…」と、一人のデザイナーとして紹介をし、これからも応援してると。まるで一人前のデザイナーにつくってもらったのだというような、恥ずかしい程うれしい言葉に加え、花束まで。

たくさんの悩みや将来の相談をしてきた幼なじみは、デザイナーになりたいと田舎を離れた私をずっと応援してきてくれた人です。家族よりも私の活躍には喜んでくれて、何よりの相談相手だった友人。当時モノ作りの仕事をしながらも、自身がなく押しつぶされそうになっていた私にボードの作成を依頼してくれていたのです。

こんなにハッピーな場所で、たくさんの人の前で、信頼している人に認めてもらえた瞬間に感じました。出席者がお祝いをする場だとばかり思っていた私は、結婚を控えているる身ですが、自分のときも感謝の気持ちが伝えられるような式にできたらと思いました。